三軒茶屋にあった築45年の古アパートに住んでいた2012年の夏に上階からの水漏れのトラブルがあり、対応をしてくれたのがこちらの不動産会社。
その時に担当してくれた男性スタッフの対応がまさに神。
その日のうちに保険会社に連絡を入れてくれて、家財道具の補償、上階の水漏れ箇所の応急処置、翌日の朝早い時間には漏水箇所の修繕といった迅速で適切な対応に感激したことを思い出して今回、三軒茶屋界隈で部屋を借りることになったので、10年ぶりにこちらの不動産会社にお世話になることに。
事前に電話で三軒茶屋で部屋を探している旨を伝えた後、訪問のアポを取り、ビルの1階にあるこちらの不動産会社の店舗を訪問。
店舗に入ると、女性スタッフが快く出迎えてくれた。
事前に連絡した時の電話対応が良かったので、電話口で希望の条件を色々と伝えておいたこともあり、希望に見合った部屋を4件用意してくれていたので、お部屋探しアンケートなるものを書き終え早速、内容を拝見させていただくことに。
4件のうち3件は、わたしにとって可もなく不可もない部屋で、自分の中で妥協点を決めて来たので、もし他に気に入る部屋が無かったら、この3件のどれかでもいいかな…って思っていたそんな矢先、最後の1件の“ 三軒茶屋駅・徒歩3分の部屋 ”に目が止まった。
専門家ではないのでよくは分からないけど、最初に見た3件にはレイアウト図?間取り図?なるものが1個しか描かれていないのに、この“ 三軒茶屋駅・徒歩3分の部屋 ”にはそれが2個描かれている。この違いを目の前で対応してくれている女性スタッフの方に尋ねると、“ ロフト付き ”だということだ。だからなのか、部屋の広さも他の3件と比較して一番広い。
差し出された4枚の部屋案内のリーフレットを眺めていると、対応してくれた女性スタッフの方が、4件の物件を比較しつつ、良い面と悪い面を細かく説明してくれた。
実際、この説明は有り難かった。
と、いうのも、これまで一人で不動産屋に出向いて部屋探しをした経験が無くて、勤めていた会社や友人に任せっきりだった。そのためわたし自身、部屋の良し悪しを判断するような基準を持っていないため予算や条件といった、今の自分自身の現状でどの部屋に住むのが最適なのかがまるで分からない。
だから、女性スタッフの方が、それぞれの部屋ごとの特徴を話してくれた時、“ あぁ、そういう感じで見ていけばいいのか! ”と気づけたのはありがたい。
更に各部屋の説明だけではなく、何を重要視してどの部分は妥協出来るのか?も聞いてくれたので、「 駅から歩くのは苦痛じゃないから多少遠くてもいい 」ことや「外食派なのでキッチンにはこだわりが無い」「 モノが多いので、収納スペースだけは確保したい 」といったことを伝えると、収納についての提案もしてくれた。
ちなみに、この“ 三軒茶屋駅・徒歩3分の部屋 ”にはロフトがあるため、そのロフトを収納スペース代わりに使うことも出来るらしい。まともに部屋探しなるものをしたことが無いとそんなことも知らないので、アドバイスがいちいち参考になる。
他に何か気になることは無いかをと聞かれたので、近くに外食が出来るお店があるかどうかについて聞いてみたところ、三軒茶屋の飲食店についてお勧めのお店などいろいろと教えてくれた。
最後に今後の流れについて、実際に部屋を見た後で申し込みをして、スムーズに行けば2週間後には引っ越せるということや、初期費用が幾らくらいかかるのか?といったことまで、こちらが気になっていることを察知して、細かく教えてくれたので、だいたいのスケジュールや予算が分かった。
また、入居後に困るであろう事として、
“ 実際に部屋を見る時は水圧や日当たり、コンセントの位置、それと共有部分の清掃は行き届いているかどうかなどをチェックしておくと、入居後に後悔しないですよ。 ”
といった、不動産屋目線の情報も惜しみなく教えてくれたので、これから部屋を見る機会は実践しようと思う。
わたしもそうだけど多くの人にとって、普通に暮らしていて、“ 部屋探し ”というものを人生で何十回もするものではないと思う。だから“ 部屋探し ”というものに対して、“ 何が分からないのか? ”がまるで分かっていない、分かっていないから不安になるので、いろいろ教えてくれるとそんな漠然とした不安が消えていく。
一通りの説明と質疑応答が終わって、わたしが気になっている“ 三軒茶屋駅・徒歩3分の部屋 ”を見せていただけることになったので、早速、現地に移動することに。
外から見た第一印象は“綺麗なアパート”。
先に担当の女性スタッフの方が入り口の扉を開けてくれたので、室内に足を踏み入れようとすると、女性スタッフの方が鞄からスリッパを出して勧めてくれた。なんとも親切な対応に驚かされる。
いまは、ネットで部屋探しが出来る。
大手の不動産ポータルサイトには世の中で出回っている部屋の情報が全て掲載されていると思っていたし、360度ビューなどで部屋全体や備え付けの設備など細かくチェック出来るからわざわざ、不動産屋に出向く必要なんて無いと思っていた。
最近は契約まで出来てしまうアプリもあるらしい。
それはそれで素晴らしいことなんだろうけど、今回事前にネットで部屋探しをしていて困惑したことがある。それは、掲載されている部屋の数が多すぎることと同じ部屋の情報だと思われるものが重複して幾つも掲載されていることだ。
何故?同じ部屋の情報が散見されるのかを調べてみると、ひとつの部屋の情報を何社もの不動産屋が様々な部屋探しのポータルサイトに掲載しているからだということらしい。
そうなると、わたしのような、部屋探しに慣れていないユーザーに取っては膨大な時間を使って重複している情報を横断しながら部屋探しをしなければならない。
更に、部屋探しにおける自身の基準が曖昧だから条件設定も絞り込み過ぎたり、絞らなさ過ぎたりして思うように進まない。これってどうにかならないのだろうか?
今回のケースでも、わたしが惹かれた“ 三軒茶屋駅・徒歩3分の部屋 ”の情報は実際に店舗に足を運んで初めて知った。もちろん、ネット上にも掲載されているのだろうけど、わたしは見つけられなかった。
これは偏見なんだけど、いわゆる“不動産屋”というのは、縦縞のスーツを着て頭髪にポマードをたっぷり塗りたくった兄ちゃんが派手な店舗のカウンターに座っていて、ユーザーがネット上で見つけた(良い)部屋の情報というのは訪問時には既に他の人に決まっていて(もともと存在しない?)、他の(悪い)部屋を強引に勧めて来るといった印象があったので、なかなか不動産屋に行くモチベーションが出なかった。
今回、実際にこちらの不動産会社の店舗に訪問する機会があって、いろいろ教えてもらえて、いいなと思える部屋に出合えたことには感謝している。
ただ、ひとつ不満を言うと別に出し惜しみしているわけでは無いと思うが、こんな良い部屋があるのなら、今はネットの時代なので、もっとネット上で発信していただくわけにはいかないだろうか?
きっと、その他の不動産屋と同じように大手の不動産ポータルサイトには部屋の情報を掲載されているのだろうけど、それだけではわたしを始め、多くの部屋探しに慣れていない人が適切な条件設定をして、スムーズに求めている情報に辿り着くというのは困難だと思うのだ。
前述した通り、ひとつの部屋の情報を複数の不動産屋それぞれが幾つものポータルサイトに掲載しているといった情報の洪水から、“ 自らが住みたいと思える部屋 ”と巡り会えるのなんて結構、奇跡的な確率のように思える。
部屋探しをしようと、ネットで部屋の情報を検索して、わたしのように自身の中で妥協点を見つけて消去法で部屋を選ぶ(選ばざる得ない)のは意外に辛い。毎月十万円ほどの金額を妥協して消去法で選んだ(選ばざる得なかった)部屋に支払い続けると思うと、気が滅入る。
だから今回の“ 三軒茶屋駅・徒歩3分の部屋 ”のような情報を、もっと見つけやすい場所に置いて欲しい。
そうしてくれれば、わたしを始め多くの部屋探しに慣れていない人に取って、重複している情報を横断しながら、可もなく不可もないような部屋に妥協しつつ消去法で選択しなければいけないといった無駄な労力を費やすことも無く、効率よく効果的に住みたいと思える部屋と巡り会えると思うのだけどどうだろうか。
使う写真
カウンター
天高のエアコン
スリッパ
カウンターから出入り口
店舗外観