2025.09.24立体的な地図制作の手順及び関連情報

制作したい地図のイメージ

下記のような建物だけ立体的な印象をもたせる地図のつくり方

制作手順

下記、ワークフローです。


1. 全体設計(下準備)

  1. ベースの範囲を決める
    ・地図として見せたい範囲をGoogle Mapsなどで確認。
    ・スクリーンショットをIllustratorに配置して「下書きレイヤー」にする。
    *必要であれば、下記の地図を下書きにしていただいて構いません。

  2. レイヤー構成を作る
    • 道路 レイヤー
    • 建物(立体) レイヤー
    • 緑地・公園 レイヤー
    • アイコン・テキスト レイヤー
      こうすると編集がスムーズです。

2. 道路の作成

  1. 線ツール(Line Tool)やペンツールで道路を描く
    ・太めの線幅を使い、大きな道路は太く、小道は細く。
    ・線の色は「茶色やグレー系」など統一感のある色に。
  2. 交差点やカーブ
    ・「線のアウトライン化(オブジェクト > パス > パスのアウトライン)」を使うと調整しやすい。
    ・必要に応じて角を「角丸にする」と自然な見栄えになる。

3. 建物を立体化する

  1. 建物の平面を描く
    ・長方形ツールやペンツールでビルのベースを描く。
    ・グレー系で塗りつぶす。
  2. 立体感を出す(2つの方法)
    方法A: 3D機能を使う

    • オブジェクトを選択
    • メニュー「効果 > 3Dとマテリアル > 押し出しとベベル」
    • 奥行きを調整し、斜め視点に回転
    • 色はライト設定で調整

    方法B: 手描きで立体化

    • コピーして斜めにずらす(Shift+矢印キーなど)
    • 側面をペンツールでつなぎ、濃淡を付けて影に見せる
    • 簡単で軽いデータになるので実務ではこちらもよく使う
  3. 重要な建物は色を変える
    ・緑や赤で強調して「目的地」を目立たせる。

4. アイコンの配置

  1. 飲食・トイレなどのピクトグラム
    • 自作または無料のアイコン素材を使う
    • 黒白やシンプルカラーで統一感を出す
  2. 配置の工夫
    • 建物の上に直接置くと見づらい場合は「吹き出し風」にする
    • 同じ縮尺・同じスタイルで統一

5. 仕上げ

  1. 方位記号(北向き)を追加
    ・「N」を入れたコンパス型を角に配置
  2. 凡例・注釈を整える
    ・アイコンの意味、駅出口、徒歩時間などを入れると親切
  3. 全体の色味調整
    ・ベージュや淡いグレーをベースにすると見やすい
    ・「目的地」「強調部分」だけビビッドカラーを使う

6. 実務でのポイント

  • 修正に備える:建物・道路・アイコンは必ずレイヤー分け

👉 まとめると、

  • 道路を「太さと色」で階層表現
  • 建物は「長方形→コピー→側面追加」か「3D押し出し」
  • 重要施設は「色・アイコン」で強調

この流れを踏めば、添付のような「立体的で見やすいアクセスマップ」をIllustratorで再現できます。